シャトー オー・ブリオン[2012]
Chateau Haut Brion12
タイプ | 赤ワイン |
産地 | フランス/ボルドー/ペサック・レオニャン |
品種 | メルロ65%、カベルネ・ソーヴィニヨン33% 、カベルネ・フラン2% |
容量 | 750ml |
5大シャトーの中でも特に優れた評価を得た2012年のオー・ブリオン。ブルーベリーやプラム、ラズベリーなどの赤黒系果実の香りに、熟した白桃やドライパイナップル、リンゴなどの濃縮したアロマ、生肉やインク、バニラ、スモーキーなニュアンスも感じられます。実に複雑で、果実の甘味、酸、タンニン、口当たりなど、どの要素をとっても力強い中に、1級シャトーならではのエレガントさを感じます。
メドック格付け第1級、数世紀に渡る歴史を持つ由緒正しきシャトー、オー・ブリオン。1855年のメドック最高位の格付けに選ばれたシャトーで最古のテロワールを誇ります。ボルドーで最初に発酵槽にステンレスタンクを用いるなど、技術革新にも積極的で常に極上のワインを生み出しています。
オー・ブリオンは数世紀に渡る歴史を持つ由緒正しきシャトー。1533年にジャン・ド・ポンタックによって開かれたオー・ブリオンの畑は、1855年のメドック最高位の格付けに選ばれたシャトーで最古のテロワールを誇ります。ポンタック家以降、4つのファミリーを中心に幾世紀にも渡って受け継がれ、1935年にアメリカの財界人、クラレンス・ディロン氏が買い取り、現在は、ディロン氏の熱い意思をルクセンブルグ大公国ロベール皇太子殿下が受け継いでいます。
畑は南東向き、土壌は小石を含む河川礫層。ボルドー市の南西、ペサック村に押し寄せる市街化の波に囲まれるように広がっています。そのため、平均気温が周辺の畑に比べ高めで、ブドウが早熟であるとされています。セルパン川とプーグ川の浸食によって生み出された複雑な地形。畑は51haにおよび、そのうち48haで黒ブドウ品種を栽培しています。平均樹齢はおよそ35年。1haにつき平均8,000本程の密度でブドウが植えられています。
収穫は手で行われ、区画ごとに同じ作業グループが取り扱い、個々のブドウを熟知したチームで収穫を行います。造られたワインは、オークの新樽80%(専用の樽作製場を所持)で、ヴィンテージの持久力と力強さに応じて、およそ22ヵ月間もの長期に渡り熟成。メルロがカベルネ・ソーヴィニヨンより多くなるアッサンブラージュも独特のものです。またボルドーで最初に発酵槽にステンレスタンクを用いたことでも分かるように、技術革新に積極的なシャトーとしても有名です。
ペサック・レオニャンはボルドー市の南側に位置する地区で、5大シャトーの一つ、シャトー・オーブリオンを擁します。低い丘が連なった地形で、砂利質の土壌が多いためスケールが大きくミネラリーな味わい。さらにややメドックより温暖な気候のため、全体的に柔らかなで厚みのある質感が特徴です。スモーキーなニュアンスがメドックにはない優美さと落ち着きを感じさせます。
輸入元モトックス