Eギガル コート・ロティ シャトー・ダンピュイ[2011]
E.GUIGAL Cote Rotie Ch.d'Ampuis11
タイプ | 赤ワイン |
産地 | フランス/コート・デュ・ローヌ/コート・ロティ |
品種 | シラー93% 、ヴィオニエ7% |
容量 | 750ml |
2011年の北部ローヌは、コート・デュ・ローヌワイン委員会によると、「2011年は、夏のような春、春のような夏を経て、理想的な秋を迎えました。生産者はリスクを覚悟で、ブドウが最高の熟度に達するまで収穫を待った結果、個性が十分に表れたワインが生み出すことに成功。果実味が豊かで、バランスの取れた味わいは、2009年ヴィンテージと似た特徴を持ちます。」特に北部は、シラー種にとって素晴らしいヴィンテージとなりました。ブラックカラントなどの黒系果実の甘いアロマに、スパイスやアニス、バニラなどのニュアンスを含んだ魅惑的な香り。凝縮感のある果実味としっかりしたタンニンが感じられ、パワフルで筋肉質なスタイルが特徴です。長く続くきめ細やかな余韻をお楽しみいただけます。新樽38ヶ月熟成。
こちらは、1995年に購入したギガル社の新たな本拠地、シャトー・ダンピュイの名を冠したキュヴェ。同年の1995年ヴィンテージからリリースされました。エレガントなワインを生み出すコート・ブロンドと力強いワインを生み出すコート・ブリュンヌにある7つの区画のブドウを使用。両テロワールがブレンドされた、素晴らしく調和のとれたスタイルとなっています。温度管理のできるステンレスタンクで4週間かけて発酵とマセラシオンを行い、その後、新樽で38ヵ月間熟成。様々なニュアンスが幾層にも折り重なった複雑な風味と、優れた凝縮感を備えた味わいに魅了される1本です。
ローヌ全体に60haという広大な自社畑を所有しているギガルですが、そのワイン造りの管理については妥協を許さない徹底したもの。ブドウ栽培については、元々テロワールのポテンシャルが十分高いことに加え、リュット・レゾネを実践し、収量を厳しく制限しています。醸造については、コート・ロティは実に40ヶ月もの長期に渡って新樽で熟成させる為、オーク樽の良し悪しが非常に重要となります。そこで、ギガルでは2003年以来、シャトー・ダンピュイに樽工房を設え、職人の手によって、年間に必要となるおよそ800ものオーク樽を自製しています。こうしてブドウ栽培から熟成まで、一切の妥協なく徹底した品質管理のもと造り出されるギガルのワインは、ローヌの各アペラシオンの魅力を素直にそして丁寧に表現した、まさに教科書的な仕上がり。そのクオリティの高さは、自社畑とネゴシアンもの問わず一貫しており、ヴィンテージに左右されない安定した仕上がりはプロのソムリエにも重宝され、多くのレストランでオンリストされています。