Mシャプティエ シャトーヌフ・デュ・パプ ルージュ クロワ・ド・ボワ[2001]
M. Chapoutier Châteauneuf du Pape Crolx de Bois01
タイプ | 赤ワイン |
産地 | フランス/コート・デュ・ローヌ/シャトーヌフ・デュ・パプ |
品種 | グルナッシュ100% |
容量 | 750ml |
区画ごとに細分化された畑でビオディナミ農法によって栽培された樹齢の古いブドウから造られる生産量の非常に限られた貴重なワインです。「クロワ・ド・ボワ」は1998年より生産されたキュヴェですが、シャトーヌフ・デュ・パプでは珍しく、グルナッシュ種の単一品種で造られています。
M.シャプティエ社は、1808年、ボルドーに次ぐフランス第2位のA.O.C.ワイン産地コート・デュ・ローヌの銘醸地エルミタージュの丘の麓にあるタン・エルミタージュにて創業した、ローヌ地方を代表するワイナリーです。
創業者ポリドール・シャプティエより7代目の現社長ミッシェル・シャプティエに至るまで、一貫した家族経営のもと、畑を守り、テロワールを尊重するワイン造りを行っています。
「テロワールやヴィンテージの個性を土壌に語らせ、表現させる。」という言葉は、M.シャプティエ社のモットーを要約しています。
同社がワインの味わいについて求めるのは、M.シャプティエ社としての特定の味わいや一定のスタイルをつくることではなく、むしろ、畑によって異なるテロワールの個性や微妙なニュアンスの差が、そのまま写真のように写し取られたワインを造ることなのです。
M.シャプティエ社は1996年より、すべてのワインのラベルに点字を採用しました。点字は、実はエルミタージュのブドウ畑の歴史に縁のあることなのです。
モーリス・モニエ・ド・ラ・シズランヌ氏は、かつて「シズランヌ」というエルミタージュにある畑の所有者でしたが、彼は点字の短縮版を発明した人物でもありました。そのためM.シャプティエ社は、シズランヌという名前を同社のエルミタージュワインに冠しシズランヌ氏に敬意を表すとともに、視覚に障害を持つ方々を含めたすべてのワイン愛好家の皆様に同社のワインをお届けしたいという思いから、すべてのワインに点字を導入したのです。