オルネライア 記念BOX入り(テヌータ・デル・オルネライア)[2009]
Ornellaia09
タイプ | 赤ワイン |
産地 | イタリア/トスカーナ/ボルゲリ(3大ボルゲリ) |
品種 | カベルネソーヴィニヨン、メルロー、カベルネフラン、プティ・ヴェルド |
容量 | 750ml |
スーパータスカン、サッシカイアと並ぶ3大ボルゲリのひとつ。どこまでも濃密で、しかし癖のない偉大なワイン。オルネライアは1981年トスカーナの西沿岸、ボルゲリ地区に創立。スーパータスカンの先駆けと言えるサッシカイアと並び、三大ボルゲリと呼ばれています。
オルネッライア社の創立者である名家アンティノーリ家のロドヴィーゴ・アンティノーリ侯爵は20代の頃、イタリアワインの市場を広げるためにアメリカに渡りましたが、当時アメリカでのイタリアワインの評価は非常に低く、嫌気のさした彼はしばらくワイン業界から遠ざかっていました。その後カリフォルニアで暮らしカリフォルニアワインの父と称される醸造家アンドレ・チェリチェフ氏と運命的な出会いを果たしたことにより、傑出した高品質イタリアワインを造ることを決意します。チェリチェフの助言をもとにロドヴィーゴの母が所有するボルゲリの広大な所有地の一部を選びその地に適したカベルネ、メルローを植えオルネッライアは誕生しました。
醸造家ミシェル・ローランを中心に世界中から優秀な人材を招き入れ、更なる品質の向上を目指しています。
オルネッライアのある、トスカーナ州の海沿いに位置するマレンマ地方のボルゲリは、かつてエトルリア文化が輝き、詩人カルドゥッチが育った場所。オリーブの木々などの地中海の豊かな植物にあふれ、優しい海風が、典型的な地中海性気候沿岸側の気候の暑さを和らげる一方、近隣の丘によって時折吹き付ける冷たい内陸の風からブドウの木を守っています。このボルゲリのテロワールを尊重する努力は、すべての生産工程で反映されています。品質を最大限に引き出すため房数を制限し、収穫はすべて手摘みで行い、小区画ごとに分けて収穫されたブドウは別々に醸造・熟成されます。「オルネッライア」というワイナリー名は、トネリコの木(オルネッロ)がたくさん(アイア)生えていた土地ということに由来します。