ポデーレ モナステロ ラ・ピネタ[2016]
Podere Monastero La Pineta16
タイプ | 赤ワイン |
産地 | イタリア/トスカーナ |
品種 | ピノ・ノワール100% |
容量 | 750ml |
2001年植樹のロマネ・コンティの畑と同じブルゴーニュ最高の777クローンのピノ・ノワールから生み出される、イタリア産ピノ・ノワールの最高峰
ロマネコンティと同じクローンを使い高い評価を得る…
トスカーナワインではあまり使われないこの品種から、いかにして最高のワインを造るか。そのために、世界最高のピノノワールといわれるロマネコンティの苗木家のペピニエールギョーム氏に地質調査を依頼します。その結果、ロマネコンティと同じ最上のピノノワールのクローン777を提供してもらいます。
※ラベルにはピノ・ネロとイタリア語で表記がされていますが,正真正銘,ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティの苗木家から提供を受けたブルゴーニュの最上のピノ・ノワールであるクローン777から造られています。
わずか1.5haの畑で造られる生産本数3500本程のレアワイン。フランスアリエ産のバリックの新樽で熟成。無清澄、無濾過。今すぐ飲めば果実味豊富なパワフルで濃厚な味わいが楽しめます。
現在、ブドウ畑は3ヘクタールで、そのうちの1.5ヘクタールでピノ・ノワール、残りの1.5ヘクタールでカベルネ・ソーヴィニヨンとメルローが1/2ずつ栽培されている。ピノ・ノワールが栽培されているラ・ピネタの畑は、アラビアArabia川という小川に沿っているため昼夜の寒暖差が大きく(夏は昼35度,夜15度)、周りの土地よりも気温が低い冷涼なミクロクリマを備えている。加えて土壌は石灰質で、東向きの斜面という、まさに偉大なブルゴーニュのコート・ドールのようなピノ・ノワールに最適のテロワール。温暖なトスカーナでピノ・ノワールの栽培が可能になった最大の理由は、この特異稀なミクロクリマにある。一方のカンパナイオは,ラ・ピネタから500-600m離れた丘のほぼ頂上にある南向きの畑。ここはメディオインパストと呼ばれる石灰と砂質の土壌で構成される。
栽培は化学物質を使わない有機農法を実践。薬品として使用しているのは唯一ボルドー液のみ。また、害虫などの駆除にはバチルス・チューリンゲンシスの散布で対処している。
ポデーレ モナステロ Podere Monastero
ポデーレ・モナステロは2つの偉大なワインを造るという目的のために,醸造家のアレッサンドロ・チェライにより2000年に設立された。畑はトスカーナの中心地カステリーナ・イン・キァンティの町の北側の標高500mの場所に位置する。この辺り一帯は昔からチェライ一族が所有していたが,2000年の親族分与で現在のポデーレ・モナステロの土地をアレッサンドロが取得した。モナステロとは修道院の意味。昔,この土地に修道院があったことから「ポデーレ・モナステロ」と命名された。