フォリアス・デ・バコ オーリョ・ノ・ペ ピノ・ノワール レセルヴァ[2013]
Folias De Baco Olho No Pe Pinot Noir Reserva 13
タイプ | 赤ワイン |
産地 | ポルトガル/ドウロ |
品種 | ピノ・ノワール |
容量 | 750ml |
土壌:片岩と花崗岩質の石がごろごろある20種類以上混ざる混植畑に、2001年に植えられた比較的若い樹々から造られている。
醸造:発酵前の低温浸漬5日間。温度管理なし、発酵後のマセラシオン含め、計約2ヶ月間のアルコール発酵。
熟成:フレンチオーク(新樽比率30%) で30ヶ月。
オレゴンで研修を積んだ結果が集結した美しいピノ。フレッシュなブルーベリーなどを思わせる香り、味わいは少しねっとりと粘性があり、余韻が長い。新世界のワインに通ずるポルトガルの新スタイルです。
【現代醸造技術を使い、伝統の足踏みも貫く】
人為的介入は最低限。多くの場合グラップ・アンティエールでラガール(ドウロの伝統的な桶)で軽く踏んだり、ほとんど破砕せずに醸造。現代醸造技術の知識も思慮深く使いながら、伝統を大事にしている。野生酵母のみを使い、赤はドウロの伝統の混植混醸。単一畑になんと25品種以上が植えられている。
彼の畑はドウロのサブ・ゾーン、シマ・コルゴの最標(550m~700m)で、冷涼さのある場所。
最高標高で、ここはドウロなのにポルト造りが認められていないほど冷涼。表土の浅いシスト土壌で石がごろごろした畑や、花崗岩質土壌も一部にあり、ドウロの中でも最も痩せた土壌。
自然をリスペクトする栽培方法を行うことで、地元の人からは高品質ワインは造れないと思われてきたこの環境でこそ、自分の造りたい、フレッシュで、土地のミネラルを感じられるワインが造れると確信。信じた道を邁進。
≪オーリョ・ノ・ぺ≫
オーリョ・ノ・ペとは、文字通りの意味は「足に目を」の意味で、ブドウを足で踏む時、足が目を持っているかのように注意深くやる、という意味のポルトガルらしい表現。ドウロの伝統であるラガール(桶)でのぶどうの足踏みを表しています。
≪ウィヴォ≫
ラベルのイラストは、ティアゴの畑で一番大きな畑の風景。横に流れる白い線は畑の間に流れる川です。ウィヴォとはポルトガル語で「遠吠え」という意味で、自然をリスペクトした栽培で徐々に植物が多様化し、昔は見かけたものの見かけなくなっていた狼やイノシシなどが戻ってきた。自然をリスペクトする象徴的な意味が込められています。