オジル サン ロンキュンヌ[2018]
Ozil VdF Sans Roncune18
タイプ | 白ワイン |
産地 | フランス/コート・デュ・ローヌ地方 |
品種 | ヴィオニエ100% |
容量 | 750ml |
~まさにヴァンドソワフ!大満足の18年~
最新リリースの2018年は「とにかく全て(栽培、収穫、醸造)が上手く行ったんだ」と話す彼らの言葉通り、今までとは1つ上のレベルにあがったワインを造り出しました。素晴らしいヴィンテージの恩恵を受けた2018年は、日本に到着後、野村ユニソン倉庫で状態を落ち着かせこの度、リリースされます。
ジェローム ジュレ、ジル アゾーニ、マゼルなど名だたる造り手達が活躍するアルデッシュ地区。もっともアルデッシュと一言で言ってもその範囲は広大で、彼らが活躍するのはアルデッシュの中でも南のエリア。この場所は、ワイン産地としては辺境の辺境。先駆者はジル アゾーニ氏であり、ジェラール ウストリック氏です。そして2006年に自然派ワイン造りをスタートさせたジェローム ジュレの登場によってこの地域は一気に活気を帯び始めました。このジェローム ジュレの成功は、地域の若手生産者にとってのモデルケースとなり、アルデッシュ地区は自然派ワインの一大産地となり、ホットスポットとなったのです。
そして2013年、トマとジャン=ダニエルのオジル兄弟によってはじめられたのがこのドメーヌ オジル。畑をビオロジック栽培に転換、自然酵母による発酵、瓶詰め時の亜硫酸無添加など、ジェローム ジュレに鍛えられただけあって「リスクヘッジ」などのない直球の自然派ワインスタイルを貫きます。仕上がったワインは、派手さこそありませんが素朴さとピュアさ、なめらかな口当たりに余韻の美しさと、まさに南アルデッシュの自然派ワインスタイル。
このエリアでは3日遅れただけでも酸が格段に落ちるため、収穫時期はナーバスになるそう。
最初は白い花の香りや柑橘系のニュアンスを感じますが、次第に淡い黄色い花やフレッシュなリンゴ、グレープフルーツのニュアンスが立ち昇ります。次第にヴィオニエ特有の若干の苦味やグレープフルーツの白い部分の様なニュアンスが全体を引き締め、時間とともにフレッシュな桃や洋梨の果実味が溢れて気持ちが沸き立ってきます。2日目以降もマメ等の不安定さが出ることはなく、美味しく飲み進めることが出来ます。