ドメーヌ プリューレ・ロック ニュイ・サン・ジョルジュ プルミエ・クリュ クロ・デ・コルヴェ[2010]
Domaine Prieure Roch Nuits Saint Georges 1er Cru Clos des Corvees10
タイプ | 赤ワイン |
産地 | フランス/ブルゴーニュ/ニュイ・サン・ジョルジュ村/クロ・デ・コルヴェ |
品種 | ピノ・ノワール100% |
容量 | 750ml |
厳格なビオディナミを実践し、ビオディナミ生産の第一人者。
ドメーヌ・プリューレ・ロックは、アンリ・フレデリック ロックが1988年に創立したドメーヌ。ラリー・ビーズ・ルロワの甥にあたり、1992年よりドメーヌ ド ラ ロマネ コンティの共同経営者も務めていました。
古文書を研究し、700年以上前にシトー派の修道士が行っていたブドウ栽培・醸造方法を復活させ、実行しています。ロック曰く「これは微生物を活性化させることにより肥沃な土壌を維持し、宇宙の摂理と調和を目指した栽培方法である」
ラベルに描かれているロゴはエジプトにある古文書に由来しています。左側の緑色の包丁を立てたような模様はブドウの樹、下に描かれている3つの赤い丸はブドウの実、右上の黄色い楕円は神、右下の黄色い楕円は人を表していて、自然(神)と人間の両方によってワインを造り出すという彼の考えが表れています。
パリのワインショップ、オージェの紹介でアンリ・フレデリックとの運命的な出会いから、ワイン造りの道へ転身し、2002年よりドメーヌに参画したヤニック シャンが2005年に醸造責任者、2010年より共同経営者に就任。
2018年に惜しまれながらこの世を去ったアンリ・フレデリックを引き継ぎ、ヤニックが現在ドメーヌを担っています。
こちらはドメーヌの核とも言える、看板キュヴェ「クロ・デ・コルヴェ」。
ニュイ・サン・ジョルジュの一級畑「クロ・デ・コルヴェ」はプリューレ・ロックのモノポール(単独所有畑)。クロ・デ・コルヴェの畑から、樹齢やブドウの質に応じて「クロ・デ・コルヴェ」、「1erCruニュイ・サン・ジョルジュ」、「1erCruニュイ・サン・ジョルジュVV」、「ニュイ・"1"(2009年まで?)」4つのワインが造られています。そのうちの1つ、収穫の際に一番最初に選りすぐられた素晴らしいブドウを使用したワインが「クロ・デ・コルヴェ」を名乗っています。