アレクサンドル バン シャン クチュリエ[2023]
Alexandre Bain VdF Champs Couturier23
| タイプ | 白ワイン |
| 産地 | フランス/ロワール |
| 品種 | ソーヴィニヨン ブラン 100% |
| 容量 | 750ml |
サンセールからロワール川を渡り、プイィ フュメの丘に向かう途中に「ドメーヌ アレクサンドル バン」があります。彼は1977年生まれ。子供の頃、農業をしていた祖父を見て興味を持ち、農業学校に進みました。農業とは関係のない仕事をしていた父がナチュラルワインのファンであった事から、ワイン造りに興味を持ち、卒業後にブルゴーニュや南仏を始め、カリフォルニアのワイナリーでも研修を積み、メヌトゥー サロンの「ドメーヌ アンリ プレ」で醸造長を務めた後、2007年に畑を購入して独立しました。
5haほどの広さから始めたワイン造りも現在は11haほどの広さになり、中生代ジュラ紀後期の地層であるキンメリジャンやポルトランディアン土壌を備えた畑から印象的な味わいのワインを生み出しています。
「本物のプイィフュメ、サンセールは、よりピュアなワイン造りから生まれる。」そう信じた彼は、周囲の保守的な人々の懸念をよそに自分たちのワイン造りを突き進みます。畑で除草剤や殺虫剤、化学肥料などの化学物質を用いずにビオロジックやビオディナミによる手法でブドウを栽培、粒が小さくエキス分の凝縮したブドウを得るために収量を制限し、完熟しつつもバランスの良い酸を備えたブドウを得るために収穫時期を遅らせます。
そのため、一部のブドウにボトリティス菌 (貴腐菌) が付くこともありますが、その貴腐菌がついたブドウも含めて収穫し、濃密な果実味と品の良い酸、繊細なミネラル感を備えた従来のソーヴィニヨン ブランやプイィ フュメの概念を超えたワインを生み出しています。
こちらもかつてはピエール プレシューズを構成していた区画のエリアで、表土の部分に小石が多く見られる粘土質の少ない石灰質土壌。以前の畑の所有者が使用した農薬や化学物質の影響の為か、2007年〜2012年までは収穫が得られませんでした。しかし、生きた土壌を取り戻すことに努めた結果、2013年にようやく初収穫、2014年からシャン クチュリエとして生まれ変わることになりました。
畑のブドウの平均的な樹齢は30年ほどで、貴腐がついたブドウと通常のブドウが半々となったタイミングで収穫され、自然酵母による発酵を経て古樽とステンレスタンクにて24ヶ月熟成されます。
2023vtは完璧なヴィンテージ。過去の出来から考えると2010vtや2019vtに近いクオリティです。素晴らしい熟度と酸、ミネラルのバランスが美しく、今飲んでもそのポテンシャルに感動できるはずです。(アレクサンドル談)







