アレクサンドル バン エル ダンジュ[2022]
Alexandre Bain VdF L. D'Ange22
| タイプ | 白ワイン |
| 産地 | フランス/ロワール |
| 品種 | ソーヴィニヨン ブラン 100% |
| 容量 | 750ml |
サンセールからロワール川を渡り、プイィ フュメの丘に向かう途中に「ドメーヌ アレクサンドル バン」があります。彼は1977年生まれ。子供の頃、農業をしていた祖父を見て興味を持ち、農業学校に進みました。農業とは関係のない仕事をしていた父がナチュラルワインのファンであった事から、ワイン造りに興味を持ち、卒業後にブルゴーニュや南仏を始め、カリフォルニアのワイナリーでも研修を積み、メヌトゥー サロンの「ドメーヌ アンリ プレ」で醸造長を務めた後、2007年に畑を購入して独立しました。
5haほどの広さから始めたワイン造りも現在は11haほどの広さになり、中生代ジュラ紀後期の地層であるキンメリジャンやポルトランディアン土壌を備えた畑から印象的な味わいのワインを生み出しています。
「本物のプイィフュメ、サンセールは、よりピュアなワイン造りから生まれる。」そう信じた彼は、周囲の保守的な人々の懸念をよそに自分たちのワイン造りを突き進みます。畑で除草剤や殺虫剤、化学肥料などの化学物質を用いずにビオロジックやビオディナミによる手法でブドウを栽培、粒が小さくエキス分の凝縮したブドウを得るために収量を制限し、完熟しつつもバランスの良い酸を備えたブドウを得るために収穫時期を遅らせます。
そのため、一部のブドウにボトリティス菌 (貴腐菌) が付くこともありますが、その貴腐菌がついたブドウも含めて収穫し、濃密な果実味と品の良い酸、繊細なミネラル感を備えた従来のソーヴィニヨン ブランやプイィ フュメの概念を超えたワインを生み出しています。
かつてはピエール プレシューズを構成していた区画の一つ。粘土石灰質土壌の区画で、地下の岩盤層に近く表土も薄い硬い石が多く見られる畑に植えた、樹齢50年以上のソーヴィニヨンブランから造られるワインです。大きな石が散らばっているこの畑での作業は非常に困難で、膨大な労力が必要になるものの、この畑から生まれるワインは、透明感と品の良さ、繊細さなどを備えた非常に美しいバランスの風味を備えます。
大樽、地下に埋められたステンレスタンク、セメントタンクと言った3種類の保存容器で24か月熟成の後、ノンフィルターで亜硫酸も使用せず瓶詰めしました。
2022vtは非常にアロマティックな特徴を持っているヴィンテージ。グレープフルーツ、レモン、オレンジの皮のアロマが豊かでエネルギッシュな液体に仕上がっています。あまりに熟度、完成度共に高かった為、これ以上の熟成から得るものは何もないと判断し、長期熟成を行わず瓶詰めを行いました。(アレクサンドル談)







