コングスガード アルバリーニョ ナパ・ヴァレー[2019]
KONGSGAARD Albariño Napa Valley19
タイプ | 白ワイン |
産地 | カリフォルニア/ナパ・ヴァレー |
品種 | アルバリーニョ100% |
容量 | 750ml |
カリフォルニアでは珍しいスペイン品種をコングスガードが格上に仕上げる。このアルバリーニョの畑はカーネロスにあるハドソン・ヴィンヤードにあるわずか 0.3ha の区画で、涼しいサン・パブロ湾に面した岩がごろごろした急斜面に植樹されている。うっとりする白い花の様なアロマと、砕いた岩や石の鉱物的な要素と、レモンのはちみつ漬けのニュアンスが合わさる。爽やかで口当たりの滑らかな余韻に秀逸な酸が全体を支える核となっている。数年使いの樽にて醗酵、9か月澱と共に熟成。この特別な畑の環境と、醸造方法によりスペシャルなワインとなっている。スペイン・ガリシア地方、リアス・バイシャスの雰囲気を十分に表しながら、カリフォルニア特有の凝縮感も共存するワインに仕上がっている。少し冷たく(9 度位)、様々な魚介類の料理と楽しんでいただきたい。
ロバート・パーカーはかつて、このファースト・ヴィンテージを飲んだ時に「今まで飲んだカリフォルニア産アルバリーニョの最高峰。」とコメントをくれた。アントニオ・ガローニは「品格が備わった個性」とコメント。生産量はいつも少なく4樽のほど(90ケース)。ほぼ全てがアメリカ国内の選ばれたトップ・レストラン(ニューヨークとサンフランシスコ)のみに配荷され、日本には懇願して極少量のみ輸入される希少品。2019年の生産量は非常に少なく、コングスガードのウェブサイトにも記載されない希少品。例年 50-65 ケースのみ。スペインの北西、ポルトガルの上に飛び出たようなガリシア地方を原産とするこの品種は、若々しく早飲みするタイプの品種であるが、カリフォルニアでの知名度はほとんどなく、カリフォルニア全土でも栽培されているのは 20ha以下。ほとんどがブレンド用。数えるほどのワイナリーが品種名で出すが低価格の早飲みワイン。
コングスガードは、この品種でプレミアム・ワインを造る。特にこの品種の持つ酸と果実のバランスにこだわる。ファースト・ヴィンテージは2011年。アメリカ国内のレストランのみにて販売。2年目より市場に僅ですがリリースがはじまりました。