アレクサンドル バン ピエール プレシューズ VdF[2017]
Alexandre Bain VdF Pierre Precieuses17
タイプ | 白ワイン |
産地 | フランス/ロワール |
品種 | ソーヴィニヨン ブラン 100% |
容量 | 750ml |
お待たせしました!素晴らしい出来に仕上がったアレクサンドル バンのドメーヌ物のご案内します
元々のワイン自体が持つ力が非常に強い為、入荷をしても落ち着くまでかなりの時間を要するアレクサンドル バンですが、そんな彼の畑の中でも息子の名を冠した心の拠り所とも言える畑、ピエール プレシューズとテート ド キュヴェに匹敵するクオリティであるエル ダンジュ。
キュヴェ名であるピエール プレシューズは、このワインを生み出す畑が、土が少なく石(仏語でpierre)の多い土壌である事と、2010年に生まれた息子の名前がピエールである事にちなみ、「大切なピエール」という意味を込め名付けられました。中生代ジュラ紀後期の地層であるポルトランディアン土壌(石灰質)のこの畑は、白く大きい石が多く見られるのが特徴で、その土壌特性によって、水はけがよくブドウが水を蓄え過ぎるのを防いでくれる上、過度な暑さからもブドウを守ってくれます。
ソーヴィニヨンブランらしからぬ黄色掛かった麦藁色でクリアな色調。抜栓直後はグレープフルーツの様な黄色い柑橘系の香りが立ち昇りますが、時間とともにマンゴーやメロン、洋梨の様な熟れた果実のアロマが溢れ出します。アレクサンドルバンらしい濃密で奥行きのある集中した芳香に加え、バランスの取れた酸と張りのある硬質なミネラル感とともに、アプリコットのようなフレッシュな味わいや凛としたニュアンスが続きます。時間の経過とともに、ブリオッシュや林檎のキャラメリゼを想わせる、香ばしくリッチな風味が引き立ち、表情豊かなキャラクターに仕上がっています。
2日目以降も味わいはヘタること無く、抜栓5日目でも果実は落ちきっていません。これからの時期、冷やしめでもセラー温度でも楽しめる最強のソーヴィニヨン ブランです。