エルワン・ゴーチエ ヴァン・ロッジュ[2020]
Erwan Gautier
20
| タイプ | 赤ワイン |
| 産地 | フランス/ラングドック地方 |
| 品種 | グルナッシュ40%、シラー30%、カリニャン30% |
| 容量 | 750ml |
出身はサハラ砂漠
エルワン・ゴーチエ、彼はサハラ砂漠の親の子として生を受け、セネガルで永く暮らしておりました。奥様が先生としてラングドックに移住することになったことにより、兼ねてより関心を持っていた農業に従事することにし、複数の農協やドメーヌでワイン造りの経験を積みました。そして2006年、2haの畑を取得し、自分自身のぶどう栽培を有機栽培にて始めました。彼のドメーヌは、ラングドックの奥地に50kmほど入り込んだ山合いに位置します。コルビエールの奥深い山中で、起伏の激しい山道を幾つも通り抜けようやく到達するカスカステルという村は、まるで現代社会から忘れ去られたような場所です。フランス人でもここを知っている人は少ないのではないでしょうか。ようやく彼のドメーヌを見つけ扉を叩くと、何と仙人のような人物が現れてきました!
エルワンのワイン造り
当初は農協にぶどうを売っておりましたが、2016年自身の醸造所を取得し、エルワンのワイン造りが始まりました。エルワンのワイン造りは徹底していて、栽培はビオディナミを取り入れた完全ビオ。有機肥料も一切施さず、耕しもしない徹底した自然栽培です。また、ぶどうの成長においてカギとなる枝の成長点は決して切りません。切ってしまうと本来の成長バランスが崩れてしまい、ぶどう樹の活力が失せてしまうからです。
醸造においては、亜硫酸を含めぶどう以外何も一切添加しない徹底した自然醸造です。ジャン・ピエール・ロビノらが中心となる最も厳格な自然派グループ「サン」(S.A.I.N.)のメンバーでもあり、2021年ヴィンテージからはラベルにも"S.A.I.N."のマークが付いております。またドメーヌには機械らしいものは一切存在せず、ポンプも電動プレス機さえも持っておりません。最も機械に近そうなものは、ラベルを張る為の手製の道具位というから驚きです!エルワンは2haの畑をすべて手作業で管理し、醸造作業もすべて手作業という、自分自身の手ですべてを行いたいという徹底した哲学によりワインを造っております。
彼のワインは濃いはずなのに、全く濃いと感じない不思議な味わいです。詰まった赤果実とタンニンは完全に溶けていて、スムーズな飲み心地です。同時にミネラルと酸が豊富なので、清涼感さえ感じます。また、亜硫酸も全く添加しない全くの自然醸造にもかかわらず、安定感抜群!マメなどに悩まされることもありませんので、グラス提供にも適しています。その稀有な味わいの秘密は、シストの岩盤が表土近くまで迫る特殊なテロワールによるのは間違いないでしょう。このシストのミネラルがフレッシュ感を、畑に吹きさらす風が酸をもたらし、南の陽光で完熟したぶどうが豊かな果実味と滑らかな飲み口を与えてくれています。
生産量は各キュヴェ僅か600本ととても限られており、すべて手作業で行うエルワンは現在所有する2ha以上広げるつもりはないようで、これ以上の生産量を期待する事は無理でしょう。フランスでもほぼ個人客にのみ販売されているので、市場にはまず出回ることなく、殆ど知られていない幻のワインでもあります。
エルワンのワインをご紹介出来ますことを、ホントに嬉しく思っております!
ワイン名はオック語で「赤ワイン」の意で、初めて醸造したキュヴェがコレ。典型的なこの地の品種構成の為、このように命名。樹齢35-60年、典型的なシスト土壌。収量僅か12.5hl/haで、生産量僅か600本。除梗し破砕、10日程醸し圧搾。タンクで約1年熟成後ブレンド、瓶詰め。紫掛かった深いルビー。プラムの果実香にほんのり樽を感じる。滑らかな口当たり、詰まった赤果実に酸がギューときて優しい味わい。ユーカリやオリーブの余韻。
※分析所の手違いがありバックラベルにソルビン酸含有と記載されてますが、実際には添加されてません
(インポーター資料より)







