【2018 Wine Adovocate 97～100点】
通称「シュレーダー・シュレーダー」と呼ばれるこのワインは、3種類のクロー ンをブレンド、べくストファー・ト・カロンの魅力を描き出します。「ト・カロン」とは「究極の美」。全てのワインメーカーが夢見る理想的な小粒 に凝縮された質の高い果実がここから生まれます。

この「シュレーダー」のラベルは、オークヴィルにあるベクストファーのトカロン・ヴィンヤードからのもので、C2ブロックで栽培されたクローン4から造られている。カベルネ・ソーヴィニヨン100％で、新樽100％で熟成される。非常に深い紫黒色の樽サンプル、WOW！熟したブラックベリー、ブラックラズベリー、ブラックカラントの最も驚くべき、表現力に富んだ、詳細に描写された香りに加えて、スミレ、スターアニス、シガーボックス、グラファイト、そしてセイロンティーのタッチで始まる。ミディアムからフルボディで、味わいはレンガ造りの家のように構築されており、しっかりと熟した粒のようなタンニンと継ぎ目のないフレッシュさに包まれており、余韻は長く、土っぽい。
創業者フレッド・シュレイダーはコルギン・シュレイダー・セラーズを前妻アン・コルギンと創業し、ヘレン・ターリーとジョン・ウエットローファー夫妻にワイン作りを任せていました。同社の成功後、アン（現コルギン）と別れたフレッドはシュレイダー・セラーズを1998年に創業し、最高のワインを造るための最高の畑と、人材を集結させました。現在は醸造責任者トーマス・リヴァース・ブラウンと共に新世界でもっとも偉大なカベルネ生産者として評価を得ています。シュレイダーの本質はオークヴィルの最高峰の1つであるベクストファー・トカロン畑の個性をあまねく表現することです。その為に醸造は全てクローン毎に行うという徹底ぶりです。2017年6月コンステレーション傘下となり、モンダヴィ・ト・カロンの葡萄もラインナップに取り込まれる。