バジル・ウェール ア ボワール キピック ヴァン・ムスー[2019]
Basile Wehrle À Boire Kipik Vin Mousseux19
タイプ | 白微発泡ワイン/辛口 |
産地 | フランス/アルザス |
品種 | シルヴァネール50%ピノブラン50%(手摘み/平均40年) |
容量 | 750ml |
ヴァンナチュール大御所の系譜を継ぐ期待の若手
久しぶりにアルザスの新人無農薬ワインをご紹介させて頂きます。Basile Wehrleバジル・ウェールは、アルザスのBlienschwiller村で1992年6月5日に生まれました。2006~2010年はアルザスの高校で勉強した後、モンペリエの大学に進学。その後ディジョンの大学に進学、学生時代の間の2015年に妹さんとチリ・アルゼンチンへ旅行。その時に色んなワイナリーの情報を集めました。そして2016年と2017年にチリでフランス人のLouis‐Antoineのワイナリーで収穫のお手伝いをします。Louis‐Antoineは、マルセル・ラピエールでワイン造りを学び、馬で畑を耕しブドウを栽培しワインを造っております。そこには150年クラスの古い樹齢のブドウがゴロゴロあるそうです。同時に2016年にはブルゴーニュのDomaine de Chassorneyドメーヌ・ド・シャソルネイで働き、ナチュラルワインの醸造を学びました。
そして自分のワインを本格的に造るため、アルザスに戻ります。最初は畑を購入する事は無理なので2018年にネゴシアンを設立。同時に2月から隣の村のDomaine Julien Meyerドメーヌ・ジュリアン・メイエのパトリックのスタッフとして働き始めます。まだまだ独り立ちには大変ですが、パトリックが沢山助けてくれて徐々に大きく成長する予定です。どうか情熱ある若い醸造家を一緒に育てていきませんか?(2020.1.10 第2回目訪問 新井順子)
qui pique(kipik) は単純に泡があることを指します。2 品種をプレスしグラスファイバータンクで 1 ヶ月発酵し 10 月上旬にティラージュ、ルミアージュを施しながら瓶内発酵・熟成、ノンドザージュでデゴルジュマンしました。オレンジ帯びたイエロー色、金柑やアプリコット、すりおろしリンゴの香り、アタックは力強くドライで引き締まった酸とアプリコットの香りが拡がりをみせてくれます。