マルク・クライデンヴァイスリースリング・アンドロー[2019]
Marc Kreydenweiss Andlau Riesling19
タイプ | 白ワイン |
産地 | フランス/アルザス |
品種 | リースリング100% |
容量 | 750ml |
グラン・クリュ・ヴィヴェルスベルグに隣接する2haの畑で土壌も同じピンク色(酸化)の砂岩で下層は粘土。砂岩はリースリングに強固な酸と骨格を与えてくれる。とても明快でフレッシュ。リースリングの典型的な味わいを感じさせてくれる。ステンレスタンクで発酵。100年使っているフードルで澱と共に10ヶ月熟成。
300年以上の歴史を持つアルザスを代表する造り手「マルク・クライデンヴァイス」。その歴史は修道院の畑をグレッセール家が購入した事から始まる。『アンドロウ修道院の葡萄畑の一部を引継ぎ、葡萄栽培農家として始まり、1850年代にこの地域で初めてワイン醸造、瓶詰めを開始』その後、1948年にデニス・グレッセールとルネ・クライデンヴァイス家が結婚したことでドメーヌ・クライデンヴァイスとなった。本拠地はライン川下流、バ・ラン地区のアンドロウで13ha。バ・ランの優良畑はほぼ全てアンドロウ周辺に位置している。『オー・ランはヴォージュ山脈の高い位置にあり、強固なワインを産む。バ・ランは標高が低いが、アンドロウ周辺は地形が入り組んでいて複雑』アンドロウは丘が入り組んでいて地形が複雑。隆起した丘は土壌も複雑でテロワールがある。オー・ランに負けない繊細さ、複雑さを得ている。
『1989年にはアルザスで初めてビオディナミを導入。以降、更に畑毎の個性がはっきり感じられるワインに変化していった』畑ではビオディナミ調剤と独自のホメオパシーのみで病気、害虫に対応している。またできる限り森を残し、自然と葡萄樹を共存させている。『グラン・クリュは特に森と接している。葡萄樹は他の植物の影響を受け、虫や動物にも影響されることで強くなる』その年の個性は葡萄樹だけではなく、その他の植物や動物からの影響によっても変わってくる。それこそが本来の自然。