ル・クロ・デ・グリヨン エスプリ・リーブル・ブラン[2023]
Le Clos des Grillons Esprit Libre Blanc23
| タイプ | 白ワイン |
| 産地 | フランス/VdF/コート・デュ・ローヌ |
| 品種 | サンソー100%(手摘み/7~12年) |
| 容量 | 750ml |
やさしい果実味とほろ苦さが重なる、自由な発想のサンソー・ブラン。
進化を遂げる二コラ・ルノーが無添加醸造で奏でるキュヴェの数々。自生酵母。8月収穫、直接圧搾後、ステンレスタンクで4日間マセラシオンカルボニック。30hlのステンレスタンクで発酵、25hlのステンレスタンクで熟成。無濾過・無清澄、瓶詰めは2024年3月。石灰岩・小石混じりの砂土壌で育つサンソーを直接圧搾し4日間マセラシオンカルボニック後、ステンレスタンクで発酵・熟成しました。
薄いピンクを帯びたイエローの外観、リンゴやスウィーティ、さくらんぼのアロマを感じます。やさしい口あたりにジュージーな果実味、リンゴを皮ごと食べたような味わいに、ほのかなピールの苦味やクリアな酸が溶け込んでいます。
2010年6月ローヌ地方タベル近郊に現地で注目の若手生産者を訪問。ル・ クロ・デ・グリヨンのニコラ・ルノーは「9歳のとき、シャトーヌフ・デュ・パプで行われた 試飲会が全ての始まりでした。」と語りかけました。
大人が集い、ワインを囲んで社交するその輝かしい世界を子供ながらに体験し、知らぬ間にワインの魅力に誘惑されその虜になっていました。しかし彼の家族や親戚にはワイン関係者などいるはずもなく、教師として働いてました。暇があれば醸造家を訪ね、自学でワインを学びアマチュア用の試飲コンクール に参加するなどワインを趣味として割り切っていたニコラですが、ある日やはりワイン生産者になる夢を捨てきれずにいる自分に気付いてしまったのです。2005年ついに第一歩を踏み出したニコラ。教師を辞め、自分の知識、そしてコート・デュ・ローヌで友人になった生産者を頼りに、ワインの道へ進むことを決めました。2006年3月最も尊敬するジャン・ポール・ドメンの下で働き始め、ラングロールらとの交流を深めていきました。2007年祖父から受け継いだ土地を売り、ロゼの銘醸地タヴェルから南西6kmに位置するロシュフォール・デュ・ガールに4.5haの畑を購入しました。同年8月にはジャン・ポールの元を離れ自分のドメーヌを設立。小さな区画にいくつもの品種が混じる「コン プランテ(混植)」といわれる畑は10年近く放置され野生化していたため「そんな畑を買うなんて頭がおかしいんじゃないのか」と何度となく言われたといいます。ビオロジック栽培も昔ながらの地主さんたちには理解し難いようですが、「クレイジーだと思われても自分が正しいとおもうことはやり通す」とニコラは自分が選んだやり方を断固として変えず、ビオロジック栽培を貫き通しています。
彼の目的は醸造家になり、個人のカーブを持つこと。しかしニコラはカーブを持つ前にまず「醸造能力」そして「テロワールのポテンシャル」を確かめる必要があることを十分に理解していました。2007年9月彼は自分の家のガレージをカーブへと建て直し、20hlだけ醸造してみました。ローヌ地方のdur(固い、重い)なワインを好まないニコラのセンスは繊細で、結果は思っていた以上に素晴らしい出来栄え。自分自身も大いに納得し、これを機にル・クロ・デ・グリヨンが本格的にスタートすることとなりました。多岐に渡る品種が渾然と鬩ぎ合う畑は43区画に分かれ、「品種によって熟すタイミングはもちろん違うけれど、ブドウの樹1本の中でも日の照りや風の抜け方が違う、まさにミクロクリマなんだ。だからブドウの個性ごとに収穫することができ自然とバランスが取れる」と言います。
砂地が多い区画は馬で耕し、樹齢の高い区画は微生物の働きをかえって悪くしてしまう為あまり耕さは過ぎないようにするなど畑によってそれぞれの手当てを行っています。そのためブドウがとても良い状態で収穫され、そのポテンシャルの高さがワインの味わいに反映されているのです。良く選果した完熟したブドウは自生酵母のみで自然発酵、ステンレスタンクでシュールリー熟成後、無濾過、SO2無添加もしくはごく少量を添加し瓶詰めされます。 地質学を極めたニコラならではの畑と真摯に向き合う職人気質な姿が今でも目に焼きついています。(インポーター資料より)
サンソーとは:
南フランスを起源とし、温暖で乾燥した土地に適した黒ブドウ品種です。 南部ローヌ、ラングドック、プロヴァンスなどで、 赤やロゼ、他品種とのブレンドに用いられています。







