リンカーン・セラーズ カベルネ・ソーヴィニヨン ヨントヴィル ナパ・ヴァレー[2019]
LINCOLN CELLARS Cabernet Sauvignon Yountville, Napa Valley19
タイプ | 赤ワイン |
産地 | カリフォルニア/ナパ・ヴァレー/ヨントヴィルAVA |
品種 | カベルネソーヴィニョン92%、メルロ8% |
容量 | 750ml |
ブラック・チェリーのアロマに、フレンチオーク樽を由来とする繊細なトースト香が感じられる。味わいには黒系のベリー類。タンニンはソフトにこなれており、果実味に酸味が交錯する。フィニッシュにはチェリーのニュアンス。
リンカーン・セラーズのラベルには、黒字に金色のシルクハットが描かれている。そんなシルクハットと言えば、アメリカ合衆国第16代大統領、エイブラハム・リンカーン。リンカーンを手がけるスミス・アンダーソンは、いわゆるネゴシアン(ナパ・ハイランズ等も手掛けます)。
暗殺事件と引き換えに、リンカーンは建国の祖、国家の統一と民主主義を守った大統領として尊敬されているが、生涯にわたり様々な課題に取り組み、苦悩した一面もある。
ナパ・ヴァレーにおける2019ヴィンテージの始まりは雨に恵まれ、土壌は水分をたっぷりと含み、暖かな春から夏にかけては極端な熱波が訪れることもありませんでした。収量は平均からやや少なめ。芳醇な果実感と明るい酸を兼ね備えた傑出ヴィンテージの一つに挙げられます。ここヨントヴィルにおいては、当該小地区の特色として知られる、朝方の涼しい霧がもたらすぶどうの酸度、それに熟度を上げる日中の十分な日照から、活気に満ちた表情ワインが出来ました。